初心者向け!簡単に作れる魔法エフェクトの作り方

Unity

~光・オーラをUnityで作るチュートリアル~

はじめに

「魔法エフェクトを作ってみたい!」と思っても、初心者にとっては難しそうに感じるかもしれません。でも実は、UnityのParticle System(パーティクルシステム)を使えば、誰でも簡単に魔法エフェクトを作ることができます!

この記事では、基本的な 「光」「オーラ」「エネルギー弾」 の3つの魔法エフェクトを 初心者向けにわかりやすく解説 していきます。ぜひ、実際に手を動かしながらエフェクトを作ってみましょう!

準備:Unityの環境を整えよう

Unity 2021.3 以上(またはそれ以降のバージョン)

新規の3Dプロジェクト

① 光のエフェクトを作る

光のエフェクトは、魔法エフェクトの基本 です。オーラやエネルギー弾にも応用できます。
ここでは、光の粒子がゆらめくエフェクト を作ります。

1.Particle Systemを作成

1.Hierarchy で右クリック →3D Object →Sphere
 ┗Sphereをキャラクターとして置いておきます。

2.Hierarchy で右クリック → EffectParticle System を作成

3.名前を MagicLight に変更

2.基本設定(粒子の動き)

Particle SystemInspector で以下のように変更しましょう。

項目定値
Duration2
Looping
Start Lifetime1~2
Start Speed0.2
Start Size0.3
Start ColorDCEAFF 、 B1FAFF
Emission (Rate over Time)10
Shapesphere

Shapeでは、Radiusは0.6、Radius Thicknessは0.36

Velocity over Lifetimeは、Random Between Two Constantsにし、Zに入力を0と1にする
 ┗0,1にするのは上へ上昇するランダム感をだすためです。

Noiseはパーティクルの動きに乱気流/ノイズを追加

プロパティ機能
Strength値が高いほど、パーティクルは速く遠くに移動
Frequency値が低いとソフトで滑らかなノイズを作り、値が高いと急速に変化するノイズを作る
Scroll Speedより予想できない不規則なパーティクルの動きを作る

3.ふわっと消えるエフェクトを作る

Color over Lifetime を有効にし、色を 「白 → 消える」 に変化させる

・Size over Lifetime を有効にし、 「小さい → 大きくなる → 消える」 にする

完成!
光の粒子がゆらめく、魔法のオーラのようなエフェクトが完成しました!


② オーラエフェクトを作る

次に、キャラクターの周りに 「エネルギーをまとったようなオーラ」 を作ります。

Booth オーラの素材を置いておくのでダウンロードしたい方はダウンロードしてください。

1.Particle Systemを作成

1.HierarchyEffectParticle System を作成

2.名前を MagicAura に変更

2.設定を調整

項目設定値
Start Lifetime1から1.5
Start Speed0
Start Size2から4
Start Color青白い光(#88CCFF)
Shapecone

・ShapeはAngleが0、Radiusは0.5

3.動きを追加

Size over Lifetime をオンにし、オーラが 「小 → 大」 に広がるようにする

Color over Lifetime をオンにし、 「消える→白 → 消える」 に変化させる
┗はじめに消えているのは、はじめから白にすると不自然に表れるので消しています。

完成!
これで、キャラクターがエネルギーをまとったようなオーラエフェクトが完成しました!

まとめ

今回は、初心者でも簡単に作れる 「光」、「オーラ」 の2種類の魔法エフェクトを作りました!

✅ 光のエフェクト → 魔法の基本!
✅ オーラエフェクト → キャラを引き立たせる演出に!

エフェクトは 「組み合わせ」や「色の調整」 で無限にバリエーションを作ることができます!
ぜひ、自分なりのアレンジを加えてみてください

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