エフェクトをはじめようと思っている方にオススメ!専門学校に通う前にやっておきたいこと

エフェクト

ゲーム開発の中でも、エフェクト(VFX)は作品の雰囲気を大きく左右する重要な要素です。炎や爆発、魔法のエフェクトなど、魅力的な演出を作れるようになりたい!と考えている方も多いでしょう。しかし、専門学校に通う前に「本当にエフェクトを学びたいのか?」を見極めることが大切です。

なぜなら、専門学校によってはエフェクトの授業が少なかったり、そもそもエフェクトを専門的に学べる環境が整っていない場合もあるからです。「なんとなくエフェクトを作りたい」という気持ちだけで入学してしまうと、「思っていたのと違う」と後悔してしまう可能性もあります。

そこで、まずはゲームエフェクトの入門書を使って、自分で基礎を学んでみることをオススメします。

まずはUnityでエフェクト制作を体験してみよう

ゲームエフェクトを学ぶ上で、Unity というゲームエンジンはとてもオススメです。Unityには「Shuriken(シュリケン)」というパーティクルシステムが用意されており、エフェクトを作成するための機能が充実しています。初心者でも直感的に操作できるので、エフェクト制作の入門には最適です。

また、書籍「ゲームエフェクト入門」のような入門書を使えば、Unityの基本的な操作を学びながら、実際にエフェクトを作ることができます。本に掲載されているURLから必要な素材をダウンロード できるため、自分でゼロから素材を作る必要はありません。

これによって、エフェクト制作の基本を学びつつ、「自分は本当にエフェクトを作りたいのか?」を確認することができます。

なぜ専門学校に通う前に学習するべきなのか?

専門学校に入学する前に自分でエフェクトを学んでみるべき理由はいくつかあります。

1.エフェクト制作の仕組みを理解できる

「エフェクトを作りたい!」と思っても、実際にどのように作られているのか分からないままでは、専門学校での学習についていけなくなる可能性があります。自分で基礎を学ぶことで、学校での授業がより理解しやすくなります。

2.専門学校のカリキュラムを見極められる

専門学校によってはエフェクトの授業がほとんどなかったり、エフェクト専門のコースが存在しない場合もあります。「入学してからエフェクトを学べないことに気づいた」という事態を避けるためにも、事前に独学で学び、自分に合った学校を選ぶことが大切です。

3.自学習でどこまで学べるか試せる

今はネット上に多くの学習リソースがあり、YouTubeやUdemy、公式ドキュメント などを活用すれば、専門学校に行かなくても基礎的なスキルを身につけることができます。ある程度独学で学び、「もっと深く学びたい!」「プロの指導を受けたい!」と感じたら、その時に専門学校を検討すれば良いのです。

4.学費と時間を有効に使える

専門学校に通うには、学費や時間 がかかります。事前に独学で基礎を学んでおけば、入学後に「思っていたのと違った」と感じるリスクを減らせます。

どんな教材で学べばいいの?

「独学でエフェクトを学びたいけど、何を使えばいいか分からない」という方のために、オススメの学習教材をいくつか紹介します。

1.書籍:『ゲームエフェクト入門』

初心者向けのわかりやすい解説書で、Unityを使ったエフェクト制作の基本を学べます。付属の素材をダウンロードできるので、「素材作りに時間を取られず、エフェクト制作に集中できる」 のが魅力です。


2.YouTubeのチュートリアル動画

動画で学びたい方には、YouTubeのエフェクト制作チュートリアルがオススメです。日本語の解説動画も増えてきており、無料で学べるのがメリットです。

私も過去に、以下の動画を参考にさせていただきました。
全20本の動画があり、これからエフェクトを始める方にとって非常に役立つ内容になっています。
まずは動画を見て、エフェクトの全体像をつかんでみてください。

※素材などはご自身で作っいただきます。

【第1回】Unity ゲームエフェクト :火を作ってみよう【ネクストんCG】
Unityを初めて起動する学生向けに動画を撮っています。UnityのParticleSystem「Shuriken」を使用してエフェクトを作るチュートリアルになります。今回のテーマは「火」です。相談などございましたらこちらに連絡お願いします...

3.Udemyなどのオンライン講座

しっかり学びたい方には、Udemyのエフェクト制作講座もオススメです。頻繁にセールを行っており、リーズナブルな価格で受講できます。

まとめ:まずは独学から始めてみよう!

「エフェクトを作りたい!」という気持ちだけで専門学校に入るのではなく、まずは独学で基礎を学び、本当にエフェクト制作を続けたいのかを確認 しましょう。

Unityを使ってエフェクト制作を体験する
書籍やオンライン教材を活用して基礎を学ぶ
専門学校のカリキュラムをしっかり調べる
独学で限界を感じたら専門学校を検討する

上記の内容で、後悔せずに自分に合った学習方法を選べるはずです。まずはUnityをインストールして、エフェクト制作の第一歩を踏み出してみましょう!私も学んでいくので一緒に一歩一歩すすんできましょう!

コメント